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【流行中】屋内型IC式納骨堂の『料金や仕組みの実情』見学して分かったことまとめ

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IC式納骨堂 屋内型

先日、
石屋としての見聞を拡げる為に、
屋内型IC式納骨堂を見学する機会がございました。

「なるほど!」
「え?ウソでしょ・・・!?」

と納得と驚きが隠せませんでした。

石屋視点で見た、
最新納骨堂の仕組みや料金、
システムについてお伝えしていきたいと思います。

※辛口も交えますので(笑)
実際に見学した寺院様のお名前は伏せておきます。

ということで、
【流行中】屋内型IC式納骨堂の『料金や仕組みの実情』見学して分かったことまとめ
をお送りします。

惜しむべくは屋内撮影禁止だったので、
画像は使えないところでしょうか(笑)

 

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IC式納骨堂とは

みなさんもTVや各種メディアでご覧になったことがあるかと思います。

ICカードをピッとかざすと、
「ウィーン」って自家のお墓が登場する仕組み。
自家のお墓が用意されたらお墓参りをするシステムです。

何とも未来的で斬新なアイデアですよね。
私も仕事柄、気にはしていましたが、
実際に目にするのは初めてでありました。
(だって個人で見学に行くは気が引けますし・・・)
(横浜技能育成推進委員会にて主催)

この納骨堂の仕組みとはいったいどうなっているのでしょうか。

カード式納骨堂の仕組み

墓地を購入すると、
個人によって異なるICカードを入手出来ます。

このICカードでは故人の遺骨情報が登録されており、
ICカードをかざすことにより、
遺骨をお参りする場所へと自動搬送される仕組みになっております。

納骨堂によって、
遺骨だけの場合や、
家名のプレートも合わせて呼び出す仕組みとなっており、
私が見学した納骨堂は、
『家名が入った石のプレート+遺骨』
を呼び出すシステムでした。

この石のプレートが使用者共通のお墓にあてこまれ、
「○○家」といった、
既存のお墓“風”に見えるようになる訳です。
そして遺骨といっても、
ツボが見える訳ではなく、
正面に見える家名のプレートと一体の箱(厨子)の中に納められており、
表からはお骨を直接確認することは出来ません。

納骨堂によってはお墓風の物を用意せず、
厨子を呼び出すだけの納骨堂もあります。
現在、横浜市営日野公園墓地に建設中の納骨堂は、
お墓“風”の物は用意せず、
厨子だけを呼び出す仕組みになっているという噂です。

屋内墓の実態

私が見学した納骨堂は、
5階建てのビルになっており、
元は寺院だった場所を、
寺院としての機能を残しつつ、
自動搬送式納骨堂を建設したということでした。

本堂や法要場所も完備されており、
既存寺院としての機能、
納骨堂利用者に対しての機能、
その両方をうまく両立しているように感じました。

その中で屋内墓とも言える、
お墓参りをする場所は、
2階と4階の2フロアを使用しており、
それぞれ、
10基ほどのスペースが設けられています。

家名の石は呼び出す訳ですから、
どこの場所でお参りしても大丈夫な訳です。
(フロアごとと、フロア内でも多少のエリア区分はされておりましたが)

この屋内墓が・・・ちょっとツッコミどころ・・・・・・

屋内墓のビックリ!な点

まぁ仕事柄でしょうか。
よく見ると、
お墓がお墓じゃないんですよねw

普通のお墓はこうです。

お墓

しっかりと厚みがある、
重厚な造りですよね。

対して屋内墓はというと・・・・
ちゃんと↑の写真のような外観をしているんですが・・・・

なんと【張りぼて】だったんですw

どういうことかと言いますと、
表面の数cmだけは、
ちゃんと御影石を使用しています。

しかしその後ろ側は・・・
御影石の模様を貼った【張りぼて】

家名入りの厨子をお墓の中心に呼び込む訳ですから、
当然中央部も空洞。

こんな感じ。

屋内墓 納骨堂

これ、お客さんには説明していないでしょうなぁ。
まぁ説明する意味もないかな?

ちなみに、
石種は河北山崎っぽかったですね。
(もう1フロアは黒御影。インド?)

切数(石の量)は、
かなーーーーり少ないんじゃないかなぁ。

ということは、
墓石本体に対する値段は無いと同じようなもの。

自動搬送システムにお金がかかるでしょうから、
そっちの費用に対しての料金ウェイトが大きいんでしょうね。

IC式納骨堂の価格

一基で100万円前後でした。
(上のフロアが105万円で下が90万円)
(普通の墓地は低い方から売れますが、
ビルなのでマンションと同じく上から埋まったそうです)

普通にお墓を買うよりは安いですよね。
まぁ当然と言えば当然かw

特に見学に行った陵苑さんは、
都内の一等地にありましたので、
普通にお墓を求めようとしたら、
目ん玉が飛び出る価格となってしまいますからね。

ビル横に併設で、
小規模な(20基程度)寺院墓地があったのですが、
空き区画があったので、
尋ねてみたんです。

すると・・・・

圧巻の・・・・・

【400万円】!!!!!

うほっ。
すごーい。

勿論、永代使用料込みではありますが、
区画面積はパッと見で1.0㎡前後です。

使用石種も見たところ、
中国産の614+654ばかり。
(かなり低価格の部類)

一番奥に鎮座するお寺の墓地だけ本小松っていうw
(関東で一番高級な石)

こ、これで400万か~。。。。
良い商売だなぁ・・・

地域によって相場はマチマチですが、
都内は恐ろしいもんですね。

これと比べたら、
屋内のIC式納骨堂を選ぶ、
という方は多いのでしょう。

 

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IC式納骨堂のメリット

悪い所ばかり書いてしまいましたがw

もちろんメリットも多分にあります。

  • 屋内であること
  • お墓参りに持ち物がいらないこと
  • 寺院内なので安心感があること
  • お参りが非常に楽ということ
  • 掃除の必要がないこと

順に見ていきましょう。

屋内であること

屋内でありますから、
天候に左右されることはありませんね。
雨風の日でも、
ビルまでついてしまえば、
ゆっくりとお参りが可能です。

お墓参りに持ち物がいらないこと

お墓用生花は、
常駐スタッフが交換をしているということです。

また電子式の香炉台があるので、
お線香を使う必要もないのです。

寺院内であること

先にも書いた通り、
寺院でもありますので、
本堂やご本尊が存在し、
住職様が日々お経をあげられています。

お参りが楽であること

ビル、ですからねぇ。
当然エレベーター完備です。

高い階層でも楽にお参りが出来ますね。

掃除の必要がないこと

やはり常駐スタッフが清掃もしてくれちゃいます。

掃除道具を持ってくる必要もなくなりますし、
非常に楽ですよね。

 

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まとめ

かなりビジネスの臭いがした寺院さんでしたがw
赤坂浄苑さんのように税務署が攻めてこないと良いですよね(笑)
(スタッフ側と寺院側で棲み分けを強くしているから大丈夫と仰っていました)


赤坂浄苑の課税問題はコチラ。

しかし需要があることも、また事実。

葬送の自由と多様化は、
これからも広がっていくのでしょう。

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