横浜日野公園墓地の米陀石材店

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お墓のトラブルまとめ【香炉が壊れた!!】御影石が割れる時

      2017/03/20

お墓 香炉 割れる 壊れた トラブル

香炉。

お線香を焚くのに必要なこの部材は、
墓石の構成要素として、
必要不可欠な物ですよね。
(神道の方は要らないですし、その他でも要らないって方も居ますが^^;)

この香炉ですが、
結構傷んでいる様子が散見されるんですよね。

大事なお墓ですから、
出来ることなら問題なく維持していきたいところです。

ということで、
お墓のトラブルまとめ【香炉が壊れた!!】御影石が割れる時
をお送りします。

 

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香炉の種類

香炉と言っても、
その種類は大きく分けて二つ。

  • コンクリート製の物
  • 墓石本体と同じ御影石

コンクリ製の物は、
非常に安価なのですけれど、
まぁ当然というか、
風化には非常に弱いです。

数十年で簡単にボロボロになってしまうんですよね。

反面、
墓石に使うような御影石であれば、
風化には強く、
永続的に使用が可能になります。
(ツヤなんかは段々落ちてきてしまいますが)

風化による浸食は致し方ないので、
今回は割愛させていただきます。

問題は御影石のトラブルについてですね。

 

御影石のトラブル『欠け』

ちょっと本題とはそれますが、
一応ありがちなトラブルとして書いておきます。

御影石。

非常に硬くて強いのですが、
硬いということは、
『力を受け流すことが出来ない』
とも言えるんですよね。

どういうことかと言えば、
香炉に限った話ではないのですが、
御影石は非常に『欠け』に弱い!!

特に角の部分などはすぐに欠いてしまいます。

コン!という乾いた音は、
石屋さんが【一番嫌いな音】だと言えましょう(笑)

ですから、
運搬の際や工事の際には、
養生をしたり、
細心の注意を払って御影石を扱うのです。

でも、
お施主様方は分からないんですよね・・・・

花立てや水鉢、香炉は、
基本的に接着はせずに、
お墓の上に載せてあるだけです。

清掃などもそうですし、
香炉はカロートのフタ石の上にある場合も多いですから。

そんな花立てや水鉢は時間が経過した物は結構キズだらけだったり。。。
お客様ご自身で動かす際にぶつけてしまうのでしょう。
欠けている石がいっぱいあります^^;

まぁこのトラブルについては、
注意する他ありませんね。

 

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御影石のトラブル『割れ』

これ、
これが今回の主題です。
御影石にクラックが入っちゃう状態についてです。

これも古いお墓だと結構あるんですよね。
試しに注意して墓地を歩いてみると、
10軒~20軒に1軒程度の割合で、
割れが入ってしまっている石を見つけることが可能です。

こういうの。

御影石 割れ クラック 香炉

この画像は特に酷い状態ですね。
縦横無尽に線が入ってしまっています。

香炉以外でも見つけました。

御影石 割目

これらは、
必死になって探して撮影したものではなく、
ほんの数分、墓地を歩いただけです。

では、なぜ、
このような割れが出てしまうのでしょうか。

 

御影石の割れの原因

御影石が割れてしまう原因とは!

【熱】です。

非常に強固な御影石なのですが、
反面、御影石は熱に非常に弱いのですね。

前項の二番目の画像は香炉ではなく外柵なので、
ちょっと違う例ですけど、
香炉に関しては、
もろに熱を受ける部分です。
※外柵の割れの原因で考えられるのは、熱(太陽光)に加え経年劣化、衝撃(地震など)、元より割目が石に内在していた、などが考えられます。

外柵ではなく、
香炉の場合はお線香の熱による劣化が大きい訳です。

しかも、
その熱せられた香炉に、
【水がかかってしまう】と温度差により、
さらに割れに拍車をかけてしまいます。

お墓参りの際に水をかけるのは、
定番の行為ですし、
直接かけずとも、
花立てに水を入れたり、
お掃除の際に水を使ったりと、
墓地と水は切っても切れない関係です。


お墓参りの水かけについてはコチラで詳しく!

お墓参りの際には、
香炉に対して水をかけないように注意することが大事です。

ただ、水を防いでも、
単純に線香の燃やしすぎでも石を痛めてしまう可能性もありますね。

強風時やちょっと線香が多い時などは、
お線香から火が出てしまうこともあり得ますからね。

 

香炉としてナンセンスなカタチ

以上のことを踏まえると、
非常にナンセンスな香炉デザインというものがあることが分かるかと思います。

こういうの。

香炉 水鉢 一体型
香炉と水鉢と花立てが一体になっているタイプです。
(花立ては一体でもいいですが、香炉部分とは離れていた方が良いですね)

まぁ残念ながら、
当店で昔建てた墓地なのですが^^;
(私が入る前なので許して・・・)
カッコイイデザインの形があったので、
似たような造りで作製したらしいです。

話を戻すと、
これ、
一番熱が集まる部分に水鉢がありますので、
当然の如く温度差にやられます。

アップで撮影した画像がコチラ。

香炉 水鉢 一体型 割れ

こういったデザインは、
かっこいいかも知れませんが、
デザイン性の良さだけで考えずに、
その機能性についても考えておく必要がありますね。

一応最近では、
熱を防ぐ屋根付きのステン香炉皿なんて商品もあるにはありますが・・・

香炉自体が小さ目の場合には、
収まりませんからねぇ。

こういうの。

屋根付き香炉皿 ステン

 

御影石のトラブル『ヤニ』

香炉は、
お線香を焚くものですね。

そうなってくるとどうしても、
中部分にはベッタリとヤニがついてしまいます。

これは中々手で落とすことは難しいです。

墓石クリーニング用の専用薬剤を使う必要性が出てきますが、
まぁ洗っても洗っても、
どうしてもついてしまうものですから、
気にしたら負けかもしれませんね(笑)

どうしても落としたい場合は、
墓石クリーニング業者か、
対応できる石材店に相談してみると良いでしょう。

一応当店でも薬剤は所持していますので対応は可能です。

石種によるリスク

また石種による割れのリスクも存在します。

御影石の種類は、
日々変化しており、
新しい石種も出てきます。

色柄が美しいからと言って、
紋様が入っていたりすると、
筋に沿って割れが入ってしまうリスクがあったりもします。

やはり石種としては、
伝統や実績のある石種を使うことが一番のように思いますね。

 

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まとめ

子孫の代まで、
ともすればさらに先まで使うものですから、
お墓は大事にしたい所ですよね。

トラブルには気を付けて、
気持ちよくお墓参りを致しましょう♪

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