横浜日野公園墓地の米陀石材店

日野公園墓地の米陀石材店がお墓に関することをまとめていきます

インド産黒御影石【クンナムE/X/Gの違いはナニ?】

   

インド産黒御影石 クンナムE X G

黒御影石、古い国産材などでは、
浮金石などが代表的でした。

しかし、最近では採れないこともありませんが、
あまり一般的ではなく非常に高価なのが国産材。

それに対して同じく高価ではありますが、
国産よりも安く、安定供給のあるインド産黒御影石。

そんな中でも『クンナム』について注目したいと思います。

ということで、
インド産黒御影石【クンナムE/X/Gの違いはナニ?】
をお送りします。

 

スポンサーリンク

 

クンナムとは

インドで採石される黒御影石です。

浮金などの、
色々な風合いが入った石と異なり、
ハッキリと真っ黒な石目になります。

ただ、これ、かなりの品番があるんですよね・・・

表題の通り、
クンナムE、クンナムX、クンナムG・・・

そして、そのほかにも、
クンナムKにクンナム8、クンナムSにクンナムH。

明らかな偽クンナムだ!!とされる品番も混ざっているようですから、
空恐ろしいものを感じます。

クンナム8について
この石は、偽物です。
クンナムではありません!
クンナムは、採掘がタミルナドゥ州。
このクンナム8はカルナタカ州で、インドの西と東の州で採れていて丁場(採掘場)が全く違います。
日本と違ってインドですから、州が違えば物凄く離れています。
これでいいなら、MU(カルナタカ州)、YKD(タミルナドゥ州)も、別名クンナム・・・でいいじゃないですか?とんでもない話です。
中国では、偽クンナムとして堂々と説明をして、販売されている石です。
石に責任がある訳では無いのに、偽クンナムなんて言われるなんて、この石がかわいそうですよ!
この石をクンナムとして販売している方は、勉強不足か、説明不足の不親切な石材店ですね!

墓石のかしこ様HPより引用:https://kashiko-ohaka.com/stone-story/story14/

当店にある数年前の問屋の石種仕入れ一覧表には、
【クンナム8“油”】の文字がwwwwwwww

いやいやいや、油てw
ワックスか!

さすがにそんな怪しい石は使う気になれませんねぇ。。。

同様にBVRというインドの石にも、
【BVR“油不塗り”】の文字がwwwwww

いやいやいや、待て、油塗る前提か!

逆にここまで記載してあるのは親切な工場かもしれませんがね・・・

クンナムの違いはナニ?

クンナムの違い・・・
品番が多数ある訳ですが、
なぜこうも亜種が沢山発生しているのかと言えば、
ひとえに最初の本クンナムやクンナムイーストと呼ばれた石種が、
とても優れている石だったから、ということでしょう。

こりゃ良い石だ、ということで、
近隣の似通った石たちにガンガン同じ銘柄を付けていったというか。

丁場の違い、ということが一番の違いになる訳ですが、
その他は石目が違うということになります。

ただ・・・
パッと見なんて絶対に分からないですね。

2m離れてみたら、まず分かりません。
1mに近づいてみても、まず分かりません。
30cmに近づいてみて、やっとちょっと違うかな?程度です。

ウェブ上の施工事例の写真?
絶対分かりません。
(当記事の画像がそうです。クンナムEを使用しています)

明るさや角度、石の大きさによっても異なりますけどね。
手元にある小さなサンプルでは、
全く分からない状態です。

撮影しようかと思いましたが、
ピカピカ過ぎてスマホが写りこんでしまいダメですねw

これはクンナムに限らず、
インド産黒御影石においてはどれも共通のことが言えるので注意が必要です。

 

スポンサーリンク

 

黒御影石が白御影石になってしまう、とは如何に?

正直、インド産黒御影石なら、
どれを使ってもそう大差ないのではないか、
と私的には思ってしまう部分がありますね。

もちろん、中国産の山西黒はやめておいた方がよいですけれど。
(サビが出てきて赤茶けます)
(逆に色が抜けるので山西だと分かり易いくらいです)

ただ、良い石なのか悪い石なのかという観点で考えると、
石材用の強力な水垢落としを使った時に、
悪い石、というか色素で染めている石というのは、
真っ黒い石が真っ白い石になってしまいます。

『ガンコな【お墓の汚れ】が簡単に落ちる!?』【Jワックス】製【お墓クリーニング】剤のトンデモナイ効果!

山西黒などの中国産黒御影石は見事に真っ白になってしまうのですが、
実はクンナムでも白くなったって話は聴いているんですよね。

これが品番によるものなのか、
単純にどんな黒でも色素が抜けてしまうほど洗剤が強力なのか、
気になってしまう所です。

ただなぁ、私的な意見としては、
前者、品番によるものだと思うんですよね~。

だって、アーバングレーに洗剤がついても、
全く色や見た目が変化しませんでしたから。

アーバングレーも同じインド産の御影石で、
硬くて丈夫な石として有名です。

どんな石でも色素を抜いてしまう、
ってそこまで強い洗剤って訳じゃないかなぁ。

単純にツヤを飛ばしてしまうから白くなるって話しも分からないでもないですが。
(研磨が十分ではなく、ワックスなどで誤魔化している)
(でも、それだとアーバングレーも変色するハズ)

ちょっと今度クンナムの品番全てのサンプルを入手して、
実験してみたいと思います。

実際のクンナム施工事例は?

当店で、ここ数年で使用している、
(私が勤務しだしてから)
把握しているクンナムの品番としては、
クンナムX/G/Eになります。

クンナムEが高級な部類で、
XとGは廉価版、と言える石種ですね。

ただ・・・
やっぱり見た目はハッキリ言って見分けが難しいです。

私は石種と金額を知っているからこそ、
Eの方が綺麗な石目に見えますが・・・・

とはいえ、
XやGを使用しても、
格好悪いとか、
キズが出た、などという事例もないんですよね。

石のマニアでなければ、
普通にクンナムXやGでも問題ないのかも知れません。

というか、
見た目と値段でコチラを選ばれる方の方が多かったりします。

とはいえ注意が必要

当店では品番までお伝えしていますが、
単純に『インド黒』だとか『クンナム』だとかで表記された場合、
その値段が『E』なのに中身は『G』である可能性もある訳ですね。

その辺は使う石種について、
ちゃんと尋ねた方が良いかも知れません。

知らず知らずの内にぼったくられてしまうのもイヤですからねぇ。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

いやー、本当、
M1-Hとかアーバングレーみたいな見分けのつけやすさがあれば簡単なんですけどねぇ。

私でも、
そこらに建っている黒御影石の品番を尋ねられたら、
答えることは出来ません。

623と614くらい見た目が違えば選び甲斐もあるんですけどねぇ。
むしろ、
623も614も稲田も真壁も、
全部同じ見えてしまうお客様もよくいらっしゃいますから、
よっぽどの石マニアでなければ、
そこまでの詳細情報を突き詰めなくても良いのかも知れませんね。

 - 石材について , , ,