お墓のデザインはどんな風に?
お墓の背の高さは?
墓石本体は洋型?和型?
正面の字彫りは?
今回はお墓のデザインの一部、
背の高さに関して注目していきたいと思います。
ということで、
お墓のデザイン!高さと大きさは重要な要素のひとつ!
をお送りします!
背の高~いお墓や、
大き~いお墓、
様々なお墓が存在しますよね!
お墓の大きさ/高さの定義
今回のお墓の“大きさ”“高さ”の定義は、
区画の広さが決まっている上での、
比較検討です。
2.0㎡に対しての4.0㎡で、
墓地が“大きい”“高い”とする話ではなく、
2.0㎡に対して同じ2.0㎡にて、
造りの違いからお墓が“大きい”“高い”とする話です。
ちなみにどこの霊園・墓地でも、
高さの規定というものが設けられています。
よほど、どでっかく設計しない限りは、
超えることもありませんが、
墓地のルールは確認しておくとよいでしょう。
お墓を大きく高くする意味
お墓を大きく高くするメリット
お墓を大きくしたときのメリットとは、
一体なんだと思いますか?
私が思うメリットはこんな感じです。
豪勢に、立派に見える
墓石が大きく、
分厚くできていれば、
それだけ立派ですし、
見栄えもすることでしょう。
安定感や安心感が増す
小さい墓石に比べても、
重心が通って安定感や安心感を得ることが出来るはずです。
隣の墓地と高さが揃う(負けない)
墓地を建てる際に周りの墓地の大きさを気にされる方、
多数いらっしゃいます。
そんな方々は、
「隣の墓地と同じに!むしろもっと背を高く!」
と申されること、よくありますね。
納骨室(カロート)を大きくできる
カロートを大きくすることが出来れば、
その分お骨の数を多く納めることが可能になりますよね。
石屋が儲かる(笑)
石屋が儲かるのは・・・・w
石材店側のメリットですね^^;
しかし、コレ結構重要なことで、
「なーんでこんな大きい石を・・・・?」
「この部材、こんな分厚くする必要ないのでは・・・・?」
と思わず首をかしげてしまうお墓に出会うこと、
たびたびあります。
おそらくは石の量を増やして、
販売額を上げる為の算段なのでしょう。
・・・・もしくは単純にちょっと計算間違えたかw
(私がやるのは後者の方です(汗))
お墓を大きく高くするデメリット
物事は表裏一体、
メリットもあればデメリットも存在します。
お墓を大きく高くした時のデメリットは、
こんな感じです。
見積額の上昇
お墓の背を高く、大きく造れば、
その分比例してお見積額も上昇していきます。
威圧感の上昇
「マンション建設反対――!!」
と同じことで、
大きな墓地が建つとそれだけで、
威圧感を感じるものです。
(さすがに日照権の問題にまでは波及しませんが)
隣の方が背の低いタイプでしたら、
一層のことそう思われるでしょうね。
お手入れのしづらさ
お墓は拭き掃除が一番です。
↓
【お墓のプロ】が教える!~石材店のお墓掃除のやり方~
そんな拭き掃除ですが、
背が高い場合ですと、
外柵に上ったり丘カロートに上らねば、
お手入れを出来なくなってしまう可能性もございます。
若い方や、
背の高い男性がいらっしゃる方は良いですが、
ご年配や背の低い女性の方でしたら、
お墓参りの際のお掃除が非常に大変になってしまいます。
バリアフリー性の欠如
これも前項と同じことですが、
階段を何段も設けたり、
段差の高さを高く設けることによって、
お墓参りのしづらさ、
お墓掃除のしづらさに繋がってしまう場合もあります。
まとめ
お墓を大きく高く造ると立派に見えますが、
それだけではない、
メリット・デメリットが存在すること、
分かっていただけましたでしょうか。
誰しもお墓を建てることは、
一生涯のうちにあるかないかです。
検討に検討を重ねて後悔のないお墓づくりをしていきましょう!