相見積もり、見積りを取ってから契約するサービスや商品では、非常に有効な手段ですよね。
- 全然値段の相場が分からない時
- 少しでも安くしたい時
- サービス内容を比較したい時
様々な面から、相見積もりをすることは有効です。
ですが、相見積もりをするということは、最終的に選ばない会社が出てくるということ。
その時の対応ってどうすべきなのか?
考えたことはありますか?
ということで、
相見積もりの断り方とは『マナーとルール』を守って行いましょう
をお送りします。
相見積もりを行う時
冒頭でも書きましたが、
- 全然価格の相場が分からない時
- 少しでも安く抑えたい時
- サービス内容を比べる時
これらの時に、非常に有効です。
特にお墓や住宅など、購買頻度が極端に少ない物は、値段相場が分かりにくい物です。
- ぱっと入った
- ぱっと調べた
- 大手だから
そんな軽い理由から、初見のお店一件で決めてしまうと、値段もサービスも一番良いモノなのか分かりませんよね。
ただし、5社も10社も取るような過度の相見積もりは、かえって悪影響です。
どれがどれやら訳が分からなくなりますし、対応や検討にも時間がかかり過ぎてしまいます。
多くても3社程度に抑えると良いでしょう。
相見積もりをするということ
“どこかを選ぶ”という行為は、“どこかを蹴る”という意味と同義です。
蹴られた企業側は、プレゼン力が足りなかったのか、見積りが足らなかったのか、何かの理由がある訳です。
しかし、蹴られた方は、当然ながらあまり良い気分ではありません。
ですから他社を選ぶ際には、『ちゃんとお断りを入れた方がマナーとしては良い』でしょう。
“連絡途絶でシカト”という方法もありますけどね・・・・
ビジネスと言えど、相手は機械ではなく人間なのですから、それ相応のルールとモラルは守った方が良いのではないかな、と思います。
いや、ホントよくあるんですよ。
- ちょっと今忙しい
- 検討します
- 連絡すら取れない
これらの状態から他社のお墓が建っていることがww
他社に負けたことは、努力が足りない部分や、その他理由などがある訳ですから仕方ないことです。
しかし逆の立場に立ってみたら、連絡途絶でのお断り行為は、ちょっと、品の良い行いとは言えませんよね。
見積もり【無料】の仕組み
基本的には『見積もり無料』な企業がほとんどですが、見積りを作成するのだって、実質的には有料なんです。
お墓で例えますが、
- 現地調査
- 図面設計
- 見積もり計算
- 書類郵送
これらの時間と手間と物理的経費がかかっている訳です。
“人を動かす”ということは、“お金がかかる”ということなのです。
相見積もりの断り方
これは何でもいいと思うんです。
あまり長々と回答する必要はありません。
単純に、
- 残念ながらご縁がありませんでした
- 他社様に決めさせて頂きました
こんな感じで構いません。
連絡手段だってメールでも電話でも構わないと思います。
『連絡なしで他社に決める』ということが、マナー違反なだけですね。
報連相は大人のマナー
蛇足ですが、この世の中、以外にもマナーの整った方って少ないのかも知れません。
子供ではないのですから、報連相くらいはちゃんとしたいものですが・・・
私の住んでいる自治会で、常任理事という、ちょっと面倒くさい役員をやっているのですが・・・
「夏祭りのお手伝い立候補回覧」を各理事に回したんですよ。
「回覧が終わったら米陀まで提出ください」というメモ書きを添えて。
ですが、期日までに返って来たのは【半分程度】
私は私でこれを上部役員に提出する必要がありましたので、返ってきていない各理事に電話連絡です。
「立候補者がいないから、出さなくてもいいかと思った」
皆コレw
いやいやいや、立候補者ゼロならゼロで報告や連絡は必要でしょう?
社会人としてのマナーやモラルを、ちょっと疑ってしまいました。
話が逸れましたが、相見積もりと同じく、これもまたマナー違反に他ならないですよね。
あなたはちゃんとしていますか?
まとめ
確かに、相手を断ることというのは、ちょっと心が痛み、パワーのいることではあります。
しかし社会人として、大人として、顧客と企業という形だけではなく、“人”と“人”として。
お断りや相見積もりの連絡はすることは、ルールでありマナーであると私は考えます。
他社さんに負けないように頑張ろうっと!